『入社前と入社後のイメージ』

入社前のイメージ、そして入社後のイメージの変化、入社したきっかけは?
- 井本
- 入社前にイメージしていたのは、水処理の会社ということで。技術のノウハウがメインで工事等は重きを置いていないというイメージ持っていました。実際に入社して、施工管理する立場になってからは長期間の出張も多く、大変だなと思うこともあります。
- 司会
- 海外もいかれました?
- 井本
- マレーシアへ一人で行きました。
- 司会
- 一人で?若いのに凄いですね。
- 井本
- (笑)

井本プラントエンジニアリング部
2012年入社

藤井プラントエンジニアリング部
2014年入社
- 藤井
- 私の入社前のイメージは、かなり頭を使う技術あってなんぼの仕事だと思っていたのですが、入社してみて設備のメーカーという印象を受けてます。実際に工事現場に立ち会うことも多いということは想像していなかったですね。入社して仕事をやってみることで仕事の内容も面白く、教えてくれる上司の方も印象の良い方ばかりなので恵まれていると感じています。
- 司会
- 就職のときにスイレイという会社をどうやって知ったんですか?
- 藤井
- 運良く、合同説明会の時にスイレイという会社を知りました。会社説明会では社長と寺尾さんに会ったことで、大変明るい印象を抱き、入社を決めました。
- 司会
- 寺尾さんは設計されているということですが、最初どの部分に魅力を感じて応募されたんですか?
- 寺尾
- まず就職活動のひとつのテーマとして、社会貢献をしたいということがありました。そのとき漠然とですが、社会貢献をするなら環境を良くすることに携わりたいということがあり、偶然、合同説明会でスイレイに出会ったということが入社したきっかけです。
- 司会
- でもいろんな同じようなライバル企業があるし、大きな企業もあると思うんですけど、規模については何も思わなかったですか?
- 寺尾
- 就職活動しているときから大企業に目を向けておらず、中小企業で働きたいと思っていました。
- 司会
- それはどうしてですか?
- 寺尾
- 会社の中で貢献度を感じたいということがあり、大きな組織の中にいるよりも、小規模な中で重要な仕事を任せられるほうが自分に向いているなと。
- 司会
- それは現在叶っていますか?
- 寺尾
- 少数精鋭の会社ということもあり、それはまさに叶っています。

寺尾プラントエンジニアリング部
2013年入社

高梨営業部
2014年入社
- 高梨
- 僕もずっと水処置の仕事に就きたいと思っていましたね。
- 司会
- それはどうしてですか?
- 高梨
- 以前、大学のオープンキャンパスで、納豆菌による水の浄化という実験をやっていて、そこから水の浄化に興味を持ってからというもの、ずっと水に興味を持っていました。そうしたところ、偶然にも就職活動の時にスイレイに出会いました。第一印象は雰囲気が良さそうと感じましたね。就職説明会で始めて知り、「なんかのびのびできそうやな」という印象があって、そんな思いもあってか入社が決まりました。
- 司会
- 入ってみてどうでした?
- 高梨
- 予想どおりという感じで、あんまりイメージとは違いがなかったですね。

小口営業部 営業事務
2014年入社
- 小口
- 私は理系という訳ではなかったので、スイレイがどういう会社かというのは分かってなかったのですが、会社説明会で社長と寺尾さんの話を聞いて「皆、優しそうな会社だな」と思い、「この会社で働いたら楽しそうだな」とも感じました。面接を受けた際に、社長の話に感銘を受けたことも、入社したいと思った要因です。社長の「人を大事にする」という考え方に共感して、スイレイの仲間の一員になりたいと思いました。
- 吉田(総務)
- 私は会長からの紹介で入社したので水処理の会社ということは知っていましたが、具体的なことは知りませんでした。入社前の印象は40年以上の歴史ある会社ということで大先輩が引っ張っていく会社で若手の人はそんなに大きな仕事をしないのかなと思っていたのですが、入社してみると井本さんをはじめ海外に出張に行ったりと、若手も大きな仕事を任せてもらっているので凄いと思います。
また社長が「お客様を大切に」という考えを持っているんですが、私も以前、接客業をしていたことがあり、その考えに共感しています。経理の業務をしているので直接はお会いすることはないのですが、「お客様に何ができるか」を経理なりに考えて日々努力しています。

吉田総務部 経理
2014年入社

吉田営業部 営業事務部
2015年入社
- 吉田(営業
事務) - 私は派遣から入ったので、最初は水処理をしている会社ということは知りませんでした。社長と面談した時、印象がとても良かったことが入社したきっかけです。実際に入社してからも従業員のことを第一に考えてくれた、というエピソードがあります。ある時、私が「パソコンの勉強をしたい」と社長にお願いをした時、パソコン教室まで社長が付いてきてくれたことがありました。行ってみると個人運営の会社で、先生は男性、マンションの一室、で女性としては少し不安を覚える環境でした。そこで社長はすぐに対策をとってくれました。会社までパソコン教室の先生を招き、より経費がかさむのに、私の身の安全を考えてくれたということがあります。大手であれば従業員一人に対して、そこまですることは少ないと思います。その時に「この会社に入って良かったな」と思いましたね。
また、人のサポートをするのが好きということもあり、誰かのサポートをしたいと思い営業事務を選びました。
- 鬼頭
- 私は派遣として会社名や水処理をしているということを聞かさせていませんでした。面接した時に水処理の会社ということを知りました。どんな内容の仕事をしているのか想像もつきませんでしたね。その時に会長も社長も「今いる従業員の方を大事にしていきたい」とおっしゃって、また環境に関わる仕事をしたいという思いもあったことで「この会社に入りたい」と思いました。実際に入社してみて本当に人を大事にしている会社だと感じています。

鬼頭総務部 経理部
2015年入社
若手から見たスイレイの強みとは?
- 藤井
- まず、お客様には、スイレイ全体の強みというより、スイレイの社員の強み、を感じて頂いていると思います。上司の大矢と現場に行くことがあるのですが、私が現場で失敗した時にフォローをしてくれます。実際にお客様から「大矢さんに教わっているなら大丈夫だね」という言葉を頂いたりすることもあります。「大矢」というキャラクターが定着しているというか、そうしたことがスイレイの先輩、それぞれにあると思いますね。百人力の先輩がたくさんいるので、それが強みだと思います。
- 司会
- 社員が強みなんですね。それは嬉しいですね。上司についていけば間違いないなと。
- 藤井
- そうですね。やっぱりそういう上司のもとにいると自信も付いてきます。
- 司会
- いいですね。尊敬できる上司のもとで働くというのは。
- 井本
- 私はいい意味でほったらかされています。私の上司は飯田ですが、「これやっといて」という感じで仕事を振られます。詳細が分からない時でも「自分で何とかしなきゃ」となって一生懸命になります。皆そうだと思うんですけど。
- 一同
- (笑)
- 井本
- 分からないこともありますが、自分で考えなければどうしようもないので若手の成長率の速さは他の会社よりめちゃめちゃ早い。
- 司会
- これやっといて、という指示にストレスは感じない?。
- 井本
- 「自分で何とかしなきゃ」という考え方で皆やっているので、これで大丈夫だと思います。
- 司会
- マレーシアに出張に行かれてどうでしたか?
- 井本
- 海外は大変ですね...(笑)お客様は日本人なんですけど、施工してくれる人は現地の人です。
- 司会
- 意思疎通はどうでしたか?
- 井本
- 現地の方に、説明のための絵を書いて、日本語だと5分で終わることを、拙い英語で頑張って1時間くらい説明してやっと伝わるという感じ。スイレイはすぐにやってこいという会社なので、それは良いところだと思う。実践で勉強できる。それが強みだと思います。
- 司会
- 寺尾さんはどうですか?お客様から言われて強みを認識したりとか。
- 寺尾
- 私は設計の部署なので、お客様と接点があまりないため強みを伺う機会があまりないのですが、私が強みだと感じていることはチャレンジ精神が旺盛なところだと思います。海外案件、大型案件もそうですが、若手をどんどん現場にいかせ「海外で英語で説明してきて」といったように仕事を振られてチャレンジさせられる会社ですので、そうしたチャレンジ精神が強みに繋がっていると思います。
- 高梨
- 僕は営業でお客様と折衝をする時にスイレイの実績に強みを感じることがあります。お客様から「どんな実績があるの」と聞かれた時に、顧客の会社名を伝えると「そんなところもやっているんだ」という返答がくることも多くあり、そんなお客様の反応を見ているとそこまで幅広くやっているという事を実感して凄いと思いますね。自分もスイレイの社員として、まだまだ浅いため、お客様の反応で「そんなでかいところやっているんだ」と聞くとお客様と同じように感じてしまいます。上司に尋ねると「昔こういうことをやったんだよ」という話を聞くこともあり、スイレイの歴史を感じますね。
- 鬼頭
- 私はお客様と接点がほとんどなくて、まだ強みを分かっていないですが、チャレンジ精神はすごく感じます。研修もあり、現場にもすぐに行き肌で感じて覚えるんだなということが分かるため、それが強みになっていくんだなと感じています。
- 吉田(総務)
- 私も社内にいるため、お電話でしかお客様と話さないですが、若手が現場で力をつけていくところは強みになっていると思います。困ったときはフォローしてくれる先輩もいますね。
- 小口
- 社内にいると凄く頭の良い人が多いと思います。「どうにかしてやらなきゃ」ということで40年以上やってきた人たちがいて、多くの技術を持っていて、私には分からないことがまだまだ多いですが(笑)
技術を多く持っていることと、社員数が少なく皆仲がいいということもあって、技術を持っている先輩に若手でもすぐに質問できる。分からないことがあったら電話すると直ぐに教えてもらえるし、先輩が外出しているときでも電話すれば何でも教えてくれるため、とても助かっています。 - 吉田(営業
事務) - 藤井さん、井本さんを見てるとすごくフットワークが軽いなと思います。「これやっといて」と言われ、最初びっくりした顔をしている時もあるんですけど(笑)そうしたことを自分で考えてこなすということで、どんどんやり切る知恵がついていくんだと思います。フットワークが軽くて良いですね。社内に人がいることが少ないため、皆が外に出ている時に何十回も電話で確認のやり取りをしたり、本当は迷惑かなと思いながらもずうずうしく電話しても普通に対応してくれるので皆、本当に優しいです。

実際に仕事で失敗したこと、そして解決してきたことは?
- 藤井
- 土日に工事という時に発注し忘れたものがあって、それでは工事自体が成り立たないということがありました。大矢さんから即座にお客様に連絡してもらって謝り倒して「次週に工事を延期します」と言ってもらったことがあります。
その後の工事で無事、設備が直り事無きを得ました。新築の設備の現場だと、多くの部品調達はありますが、他から持ってくることも可能です。私がやっている設備のメンテナンスだと、1日勝負で部品がないと始まらないということもあります。部品をお客様が手配している場合もあり、調整が難しい場合もありますが、大矢さんがいるとフォローしてくれる。もちろん反省材料としてその経験は噛みしめています。


- 高梨
- 私は現場で、試運転の際、液が入るということで、いろいろと準備をしないといけないということがありました。設備のスイッチを切ることになり、原水槽を少しだけ溢れさせてしまった。それが帰る準備をしている時だったので、夜まで一人頑張って対処していたということがあります。その時は大阪営業所の村上さんに私が対処しますという連絡をしました。
- 司会
- 村上さんの反応はどうでした?
- 高梨
- あまり驚いた感じはなかったので、「何かあったら連酪します」という感じで伝え、何とか対処しました。現場に入りミスがあったときは自分で何とかやって乗り切っていることは多々ありますね。
- 司会
- 業者さんを使ってやるときもある訳ですよね?年上の方を使うことは難しくないですか?
- 高梨
- 難しいとは感じてないですね。
- 井本
- 僕達が若いから、「しょうがねえか」という感じだよね。
- 高梨
- そうですね。何とかお願いしてます(笑)
- 寺尾
- ミスは多々あるんですが、大きな失敗というのはなくて、もしかしたら皆がミスをカバーしてくれてるかもしれないです。大きなミスはないですね。
- 井本
- 自分は現場入るときに寺尾さんから手配してもらったものを確認せずに現場いくので、足りないものとか使いみちの分からないものがくると現場で困ることはある。それで直ぐに寺尾さんに連酪とる。
- 寺尾
- すごいイライラした声で「次は何?」みたいな対応するけどね(笑)
- 一同
- (笑)
- 井本
- それでも何回も何回も電話する(笑)
- 司会
- 手配は寺尾さんが?
- 寺尾
- そうですね。上司に確認してもらって発注かけるのは私です。


- 小口
- 私は出荷作業で、会社の倉庫にある薬品を決まった日に出し、お客様のもとに決まった日までに届けなければいけないんですが、出荷を忘れたことがあって。
- 一同
- (笑)
- 小口
- 井本さんに、あの時どこまで行ってもらったんだっけ?
- 井本
- 名古屋から群馬か山梨まで行った(笑)。10キロくらいの薬品を持っていった。「すみません、納めに行ってください」という連絡が小口さんからあったから。
- 小口
- そうでした。その時、運送会社のトラブルがあって、2日間くらい遅れたんです。でも「薬品がないからすぐに届けてくれ」という連絡を受け、井本さんにお願いして届けてもらいました。つい最近もそんなことがあったときも皆さんに助けてもらっていました。皆フットワークが軽くて、「お願いします」といったら皆「いいよ」と言ってくれるんです。
- 一同
- (笑)
新しい社長に就任して、変化してきたことは?
- 司会
- 社長が変わって会社はどう変わっていますか?
- 寺尾
- 凄く若手のことを中心に見てくれていますね。
- 司会
- 若手を尊重してくれる?
- 寺尾
- 尊重というよりも成長させてくれる。至らないところはきちんと注意してくれます。
- 小口
- 若手に期待してくれているんだなというのを感じます。社長との半年に一回の面談では「いつも頑張ってくれてありがとう」ということや「期待してるよ」と直接言葉で言ってくれるので本当に「期待してもらっているんだ」と実感できます。
- 井本
- 変化したところとして、打合せとか話す機会は増えたよね。報連相も最近だし(笑)そういうところは変わったところかな。
- 寺尾
- 「チームで動こう」という感じに体制が変わってきてるよね。
- 井本
- そうそう。


- 藤井
- 個人商店ではなく、チームで動こうということは、社長から聞いていますが、実質現場でメンテナンス作業をやっていると、まだまだ個人商店だなという感じはあります。「大矢さんなら任せられる」というように個人で見られていると感じますね。それを変えることは簡単なことではないと思うんですが、チームプレーが浸透し「スイレイに任しておけば大丈夫」となれば、これほど強いことはないだろうなと思いますね。
- 高梨
- 私は社長が就任されてから会社がすごく変わってきているというのは感じています。なかなか、変革の場に自分がいるという事はないことですよね。社長が変わって新しく創り上げられていく中のメンバーにいるということは大変面白いことだと感じています。
若手社員が考える今後のキャリア、そしてスイレイで成し遂げたいこと。
- 寺尾
- 会社のことで言うと、水処理で環境に特化した会社というカラーもあるため、もっと環境に焦点を置いたビジネスの形態だったり、何か新しい事業を起こすでもいい。ただ「水を綺麗にします」という感覚から、もっと環境に視点を置いた形で会社の運営ができると思っています。
- 司会
- 環境をキーワードにもっと幅広く仕事ができるということですか?
- 寺尾
- そうですね。
- 高梨
- お客様によっては、環境に意識が高いというより、生産性を上げる為に水処理をやっているとか、法律を遵守するためにやっているという面もあるので、僕らのような水処理会社が、環境を良くしていくという意識をもっと持たないといけないと思います。ただ法律だけじゃなくて、さらに先に踏み込んだ形で環境のことを考えて運営していけたら僕らももっと高いレベルで仕事ができるかなと。


- 井本
- 新入社員も新しく入り、若手の中では私が一番社歴が長くなるので「井本さんに聞いておけば大丈夫だろう」と思われる人になることが目標ですね。メキシコの工場であったり、航空機の排水処理であったり、スイレイがいち早くやっていることが多いので、自分もそうした変化に追いつかないといけないと思います。
- 藤井
- 正直、今自分のやっていることで目一杯のところがあります。会社の将来の夢までは考えていないのが実際のところです。でも尊敬する先輩はたくさんいて、社長と同じ方向を向いて頑張っているはずなので、まずは先輩についていきながら、自分のことをガムシャラにやっている段階です。そうやって、今の仕事を極めることが第一です。会社の将来は成り行きに任せる部分もありますが、メンテナンスだけに限らず、チャンスがあれば色んなことに挑戦していきたいです。
- 吉田(営業
事務) - 自然環境保護という観点もあると思うんですが、私は社内の環境を良くしたいと思います。スイレイに入社した方が辞めてほしくないと思うし、仕事のしやすい環境であってほしいと思います。例えば探したいものが見つからないとなると作業効率も悪くなってしまいますので、整理整頓をはじめ営業事務として精一杯のサポートをしていきたいと思います。
- 小口
- 私は社内のことを完璧にできるようにしたいと思います。「あの書類どこにあったっけ」とよく聞かれることもありますが、その時にすぐに書類を出せる様にしようと思います。また社内で雰囲気を作る役割も担ってほしいと言われているので、いつも笑顔でいるようにしたいです。
- 吉田(総務)
- 今、総務経理は早川さんという大ベテランの方がやられているんですが、近い将来、鬼頭さんと私2人で経理をやっていくことになるため、難しいことではありますが、早川さんに追いつけるように努力しようと思います。
- 鬼頭
- 私も総務経理として皆が早川さんに聞いていることも、私にふられるようになると思うので、きちんと答えれるようにしたいです。知識を深めることもそうですが、早川さんを超えるような気持ちで頑張っていきたいです。

将来の新入社員に対してのメッセージ。
司会進行 北村 信貴子
株式会社アタックス 執行役員 経営情報室 室長
株式会社アタックス・ヒューマン・コンサルティング 代表取締役社長
中小企業診断士・産業カウンセラー・BCS認定ビジネスコーチ