
イオン交換処理
システム
イオン交換樹脂は⽔中のイオンと⾃⾝のイオンを交換する多孔性
樹脂で、排⽔から不純物を除去し、⾼純度な処理⽔を得る⾼度処 理法です。カチオン樹脂とアニオン樹脂を使い分け、場合により 混合タイプも使⽤。粒状で⾊や透明度に違いがあります。
イオン交換処理システムの
構造と原理

イオン交換脂が純水を作るしくみ
自身のイオンを水中に放出し、代わりに水中に存在する他のイオンを取り込む性質を持った多孔性の合成樹脂で製造されたイオン交換体をイオン交換劇脂といいます。イオン交換荷脂による吸着処理は、高度処理のひとつであり、純度の高い処理水を得るために用いられます。
不純物を含んだ排水を処理する手順が右図になります。カチオン樹脂は、Nat(陽イオン)を取り込みH+(水素イオン)を排出。アニオン街脂は、CH(陰イオン)を取り込んでOH(水酸化物イオン)を排出。場合によっては2種類の横脂を混合したミックス脂も利用します
イオン交換樹脂は、直径約1.0mm 程度の粒状であり、ちょうど魚の卵、例えば、たらこ、数の子のような外観をしています。色は褐色、白色、黒色など様々で、やや透明なものから不透明な物まであります。
※交換頻度は使用状況によって変動します。





